プロジェクト40: 2009年4月:アーカイブ
おおよそエンジン周りのレイアウトがきまったら
もう一度おろして 全塗装に出すつもりなんです
そうしないとせっかくのエンジンルームとかきれいに塗れなんで
結構手間かかるんですよ こういうのって
これはエンジンマウントを後ろから見た絵ですね
ボディーリフトしてすきまがあるから前がよく見えますね
これがミッションを室内から見た絵です ぎりぎりにセットしてあるのわかりますか?
どうしてボディーリフト(50ミリ)をしているかというと
この頃のミッションはそんなに大きくなくそこにいまどきの80のミッションを入れるとどうしても
下に出っ張ってしまうんですね で、やはりそこは四輪駆動 腹下の出っ張りは少ない方が良いで
すからね
そうするとこんなにすっきり出来ます
ボディーリフトっていうのは基本的にはフレームとボディに挟むブロックがあるだけで
あとの部分はすべてお店で作る場合が多いですね これもマニュアルがあるわけではないので
お店によってかなり値段が違ったりします
こういったトランスファーレバーも位置が変ってくるので
実はリンクを加工し ブラケットは再製作してあります
(言われなきゃ見えないのでわからないと思いますが)
これが上から見たところですね 地味に作り直してるところがわかると思います(笑)
ここもカバーが付いて見えなくなっちゃうんでね
28年前の車なんですがいまだここの部分はちゃんと出ますね せっかくなんでここは新品で
たとえば極端な言い方すれば、エンジン換装の場合
はずしてきたエンジンとハーネスを丸々積み換えて
のっければ動くは動くわけで
でもね 美しくないでしょ それじゃ
あとでメンテナンスのときもややこしいし
たとえば、A/TからM/Tに変えたらそれだけで使わない線出てきますし
車に付いてるもともとの配線などを配線図で照らし
出来るだけ使ってない配線を整理して
いよいよ エンジンを仮置きし レイアウトを決めていきます
ここら辺の部品は40系はすでに出ないものもあって70系の部品を流用してあります
また水周りも特別大事な部分なのでこういった部品は新品で
40系は特にそうだけど エンジンルームのスペースが狭いためレイアウトには気を使うんです
ラジエーターを仮組みしてさらに位置関係を詰めていって
ガソリンエンジンは熱量が多いので、水周りをきちんとしておかないと
あとでオーバーヒートなど車にとって致命的なトラブルになっちゃいますね
今回もそこを見越して容量の多いラジエターを使います
いつも思うけど
ボディが錆びても車は走るけれど
水周りのトラブルはそうもいかない
限られたコストで製作するならこちらを優先するべきでしょうね